交通事故にて、むち打ち症状 

交通事故にて、むち打ち症状 

2016年04月18日(月)8:57 AM

埼玉県川口市在住の男性交通事故にてむち打ちにて来院 初検にて今後の対応を説明させていただきました。 各整骨院の施術者が問診で患者様の症状を把握し、その上でむちうちの治療・リハビリ内容(理学療法、運動療法など)の選択、後療法(手技療法、矯正、マッサージなど)の開始時期、治療を決めていきます。 整骨院は 「何でもマッサージ、何でも矯正」と思われますが、安静が必要な時は手を加えません。(初検にて部位の安静) 患者様の 生活の質を落とさない事を第一の目的に、いま現在の症状に対してだけではなく、その後の経過も視野に入れながら治療方法を決定していきます。 手技によるマンツーマンは、患者様との会話の中で症状を聞きながらできる素晴らしい治療です。整骨院でのむちうち治療は、患部の状況と患者様の症状を聞き、それを基に判断するオーダーメード治療といえるでしょう。

Šî–{ CMYK yjimage 交通事故のむちうちイメージ

ムチウチは、突発的外力により、頭と首が前後または 横に、過度の屈曲進展などにより起こり、重い頭が首の各関節可動域を超えた揺れが、筋、靭帯、骨、椎間板、神経、血管に衝撃を与えます。 首に剪断力(ずれる力)を受けた時、この力を防止する骨性の構造物はありませんので、可動性のない軟部組織である 椎間板に最も剪断力がかかり断裂が生じます。 出会い頭の事故と停車時追突事故では、停車時事故の方が損傷が大きい場合が多いのは、不意を突かれて、身構えることがないまま、衝撃を受けているからです。出会い頭の事故は、身構えて、急に最大筋力を肩や首の筋肉に力を入れるため、痛みがでることがあります。

病院でレントゲン検査を受けても異常がない! これがレントゲンに映らないむち打ち症です。 病院でレントゲン検査で異常なしのむちうちは、病院では安静で様子をみるだけ‥ なぜか?レントゲン検査で映らないモノは病気ではない!と思われているからです。 この状態で通院治療、痛み止めや湿布を続けても、良くなる筈がありません。 整骨院には、「病院でレントゲン検査で異常がない!でも痛い」との理由で多くの患者様が来られます。 受診される理由が、『安静にしてるだけで治るの?』『痛み止めや湿布の治療しかないの?』です。 整骨院では、むちうち治療に対して受傷直後の頚部固定と安静が重要で痛みが強いものには、カラー固定をします。 炎症熱感には、消炎鎮痛外用薬(湿布)に加え、アイシング等急性疼痛の治療、5日~1週経過し、症状が落ち着てから頚肩甲部の筋緊張緩和などの理学療法を行います。

このことを踏まえ初期段階から治癒イメージを患者様に描いていただき治療をを開始していただきます。



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