坐骨神経痛とは、症状の名称なので病名ではありません。
「○○による坐骨神経痛」なのです。
「風邪をひいたら咳が出た。」 こんなことなのです。
では、坐骨神経痛にはどんなことが関係するのかといいますと、
お尻の深い筋肉の梨状筋という筋肉が硬くなっていてその近くを走っている坐骨神経を
圧迫していることが多いのです。
この梨状筋はお尻の上からグリグリとやってもその手前の筋肉ごと押すことになってしまいほとんど効果がでません。
しかし、特殊な触り方をすると梨状筋まで触ることができます。
これにより梨状筋を緩めることができるので神経圧迫が解消され痛みがなくなることが多いです。
他には骨盤の歪みやハムストリングス(太もも後ろの筋肉)が硬い場合などの坐骨神経痛の症状がでることがあります。特に妊娠後期の女性に多く痛みを伴う時があります。