~膝蓋骨骨折~1ケ月後も続く痛みと腫れ 川口市在住 58歳女性
2016年02月10日(水)5:34 PM
<初回の状態>
買い物途中自転車にて、他者を避ける際、自転車が歩道と接触し転倒、当初整形外科にて
レントゲン撮影、膝蓋骨骨折と診断加療を行うも痛み及び施術に疑問を覚え来院。
平成27年12月26日 初検時、膝蓋骨部に圧痛及び少々の浮腫が見られ屈伸時疼痛がありました。
<検査結果>
施術担当による問診の際、レントゲン撮影をお願いし再度確認したところ
骨折部は付いているが他の筋が癒着していた。
<施術内容と変化>
当初から1週目 電罨法、ホットパック及び幹部の血流改善(癒着部)のケア
2週目 温罨法、及び関節可動域訓練(ROM)屈伸強化この際、等尺性運動
(関節を動かさず負荷を掛ける)運動
3週目 生活動作による運動この際、自転車(エアロバイク及びチェストプレス
のよる負荷を掛けていく運動 (この際疼痛は、殆どないとの事)
4週目 大腿四頭筋強化及び癒着面の柔軟化、最大時負荷による温感マッサージ
疼痛及び違和感が抜け治癒ですが強化運動を取り入れトレッドミルにて10分×2セット
→治癒と判断
<ご本人の感想>
1週目から2週目にかけて疼痛があり痛かったですが
3週目に入り痛み及び癒着面が柔らかくなり改善していくのが分かったとの事です。
<担当者コメント>
今回のケースは、骨折後1ケ月後にも関わらず疼痛及び腫脹がある為、専門医にて
状況を確認し結果、癒着状態の為、早期のリハビリー及び関節可動域の確保を行いました。
今回のケースはまれですが癒着が長引くと動かなくなる場合があります。